タグ「曲募集」のついた投稿作品一覧(16)
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『篝火遊泳』
【A】
やつれた猫が笑って喚く
恋に破れた小僧が泣いた
喧し騒ぎはアイロンにかけ
落ちぶれ子連れが炉端に落ちた
やましいなどありませんので
変わり身を立てて隠れて生きて
破れかぶれにゃ笑えませんと
赤の他人がひそひそ笑う...篝火遊泳
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『終末に添えた花束』
【A】
虚しいならって唾を吐いて 僕は機械の花を枯らした
身代わりにって神様頼み いがみ合いまで紙に描き
悲しいからって消しゴム片手 君は聞いた噂を消した
好きなものだけ探しに行って 虚ろな世界を夢に託して
【B】
朽ちた音が動いていた 週末だけが華やいでいた
ゴ...終末に添えた花束
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『花束ライフ』
【A】
君にもらった花束が朽ちるまで
詩のない歌を空に歌うよ
しみだらけの影にうずくまって
一人の世界でまどろんだ
【B】
寒い眠い 日が当たるまで
僕はずっと 眠れずにいて
朝は二度と もう来ないれど...花束ライフ
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『想いは雲に混ざり』
【A】
土埃 上げ走る
拙い息 私の影
遠い昔 記憶の糸
とても愛しい君の影
【B】
曇り空にうんざりして
橋から端を眺める昼間
雲の切れ間 向こう側は...想いは雲に混ざり
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『秘密基地と口約束』
【A】
息をする度に 幸せを噛み締めて
いつか二人きり 「幸せになれたらな」って
二人だけの 秘密基地で交わした
口約束を 忘れてしまった
どうしよう。
【B】
いなくなるんじゃないかって
一人で 不安になって...秘密基地と口約束
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『さよなら、また今度。』
【A】
両手を広げて 空へ手を伸ばす
温かい日差しと 不確かな希望と
生きている理由を 二つに託して
今日はどんなこと 話して生きようか
【B】
例えば 世界が 終わっても
私は あなたへ 愛を捧ぐ
【サ】...さよなら、また今度。
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『トラウマメロディー』
【A】
掠れた 花びらが
ひらり、落ちて、色無くした
風に乗り、行く、彼ら
どこへ、行くのか、当てもないまま
解けた 視線が
ひとつ、落ちて、意味無くした
過去に乗り、来る、音が
どこに、あるのか、知りたくもない...トラウマメロディー
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『happiness,wish』
【A】
編み込んだ 幸せな日々が
不幸せに溶け込む事、恐れて
ほつれない事 願う日々に
何気ない幸せを少し、感じて。
【B】
拙い夢 囲う、こうかい
戻れない 出会い、うつつ
確かな 事は、ひとつ...happiness,wish
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『リアライズ』
【A】
つまみ上げた昨日を そっと
手の平に乗せて見る
幾重の朝も昼も 夜も
それに映って見えた
【B】
花びら ひらひら
舞う様に 薄れて
見つめた そこには...リアライズ
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『loseing you』
【サ】
「守りたい 守らせて
それだけが 多分唯一、」
ちっぽけに心の中呟いた
【A】
儚い夢を見た
脆い世界だった
君は確かに其処に居たのに
居なかった そうだった...loseing you
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『晴れのち曇り』
【A】
くだらない日々を過ごした
私には言う資格はないけれど
一体何のために生まれ
何のために生きているのでしょう
理由は人それぞれですが
愛とか夢とか希望とかなくても
一体誰のために生きて
誰のために死に逝くのでしょう...晴れのち曇り
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『幻影ファンタジアと少年の夢』
【A】
そこは僕の見慣れた街
どこへ行ってもそこへ行っても
いつも楽しいことばかり
そこは僕が生きてきた街
どこへ行こうか迷うばかりで
見つからない僕の夢はドコ?
【B】
ぐちゃぐちゃに混ざった街角...幻影ファンタジアと少年の夢
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『モノクローム・ワールド』
【A】
灰色によどんだ空を
切れ間探して見上げていた
飲み込まれそうになる平らな色は
どこまでも切なくて
僕が選んだこの道は
果して 正解だったのだろうか?
飲み込まれて何度問うてもこの心は
いつまでも苦しくて...モノクローム・ワールド
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『蝶の夢』
【A】
夜の空に 蝶が羽ばたいた
鐘、金 綺麗に輝いて
夜に街に 想いが響いた
物、者 街を飾って
【B】
ルックス 気取っては
見せびらかし 街を歩く
デジャヴュ 感じては...蝶の夢
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『とある青年の最期』
【A】
君がいて、僕がいて
「好きだよ」って、言い合える事が
一番の、幸せだったと
僕はね、思うんだ。
君がいつか、僕から離れ
一人ぼっちに、なったとしても
一番の、幸せは
君がね、笑っていることだ。...とある青年の最期
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『アイとキミとカミサマと、』
【A】
ぽつり、呟いた
「カミサマがいじめるよ」と
雨冷たくて
今冷たくて
見上げられない空を睨んだ
ぽとり、落とした
「拾えず溶けていくの」と
手にした鞄か...アイとキミとカミサマと、