タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧（27）

そっと手を触れてみた柔らかく無機質な
白い部屋の向こう　誰かの顔がある
ほっとしているように見えたその瞳から
ひとつ零れ落ちた涙がないたよ
ねぇ　どうしてだろう思い出せない
とても大切なはずなのに
世界に私一人だけが取り残された気がした
私のこと話す声が　楽しそうで幸せそうなの
そんな強がりが伝わる...

零れ落ちた涙はもう　ずっと前に乾いたけど
触れた指の温かさは　いつも不意に蘇るの
見上げたら広がった　星たちが歌った
言葉さえ見つからなくて　まだ届かない
あなたに続く星の道を描いてはただ
「消えないでよ」と　小さく手を握るの
こんな祈りはおかしいでしょうか？
だけどそれでいいと思うの
それだけでい...

紅く舞い踊るのは夢の花　夜空を照らす唯一無二の花
焦がれた胸の奥で泣いている　誰かの心に咲く花
白い季節には抑えきれない悲しみを抱いて
そっと流る滴には遠い日々　儚い影が滲んだ
移ろう時に心置いてきた　瞳には何も映らない
立ち止まることさえもできない私を包み込む
それは美しく
紅く舞い踊るのは夢の花...

ねぇ言葉ではまだ足りないよ　苦しくて
冷たい風　感じてるの　ほら　凪がれてる
同じ悲しみならね　流す涙の味も
いい加減覚えてしまったよ…儚いや
願うと咲いたよ　グラジオラス
迷って揺らいだ　予感に羽根の
傷なら隠して　眠るからさ
だからそんな顔しないで
いつか瞳閉じて見てた夢にほら君が優しい
声で撫...

錆びついた匂いの汚れた指　閉じられた扉の鍵はもう見当たらない
夢を繋いだ刻の誘惑　泣くことさえも忘れて
私の中で誰かが問うた　幸せに何故隠れてる？
捕われているこの心は　涙さえ流せずに
狂おしいほど踊る蝶に　希望さえ重ねてる
無数の願い胸に抱いて　明日の中で眠る
星空かすむこの想いは　砂のように消え...

夏の匂い　仄かに香る風
少し大人びた浴衣
あの日強く抱きしめてくれた　君の匂い
きらりきらり光っていた　淡い花びら
ゆらりゆらり揺れていた　儚い影二つ
いつか二人で見上げた夜空に　君のあの笑顔重ねてみると
夏の終わりを告げるように　　一輪の夢花火咲いて散った
遠い空で　煌めく月は
のばす手さえ届かな...

叫ぶような声も苦痛になって　止まることを知らない　嗚呼！！
飾り立ての平常心は　パンドラの箱
揺れる想い何処にゆくの？　空が滲む
頼りのないこの心は　戸惑い？
ねぇ！　なんで！！　オムライスがないの？　なぜ！！
大好きなあの人の為に作りたい
なんで！！　オムライスがないの？　なぜ！？　
「ケチャップ...

だからね、僕らは見てた　この空に瞬く星を
そっと掴む明日は光るから
窓を開ければそこに　広がる世界は霧のよう
触れたはずの未来、夢は　いつの間に　風がさらった
空が囁くのは　いつか胸躍らせ描いた
溢れるくらい　揺れてる心　夢物語
届かない雲をいつまでも眺めてた
続くこの果てには　煌めく瞬間(いま)が...

ほら見えている？　僕らの空に星が生まれた
見たことのない　眩しいくらい
星座が光っているよ
だけど今心は　揺れては震えているから
滲む瞳から見てた景色は光ってた
歩こうか　未来明日　悲しみが積もった
暗闇から抜け出して　言葉は霞むけれど
僕は此処　歌を歌う　泡沫を包んで
優しい時を刻んで　せめて今だ...

見つめるたび　そらしてしまう
見つめるたび　暖かくなるの
あなたのその心の中には
あの人だけ　私はいないのでしょう
それでもいいと思えたのは
やっぱりあなたが好きだから
もしも生まれ変われるのなら
私は花になりたい
綺麗じゃなくても　あなたの隣で
そっと咲く花になりたい...