瀬梁ゆう

この景色すら誰かの企みで
余りある背徳感で
誰もいない事　確かめて
「本当は」から始まる物語は
泣いてしまいそうになる程
嘘偽りも見透かして
心、此処に今連れてって
消え去ってCLEAR
あらがってCLEAR
全部、全部　間違えてしまいそうだ...

いたずらに笑ってみたり
不安になってみたり
ひとりになってみたがったり
世界を仮想敵に置いても
あんがい優しいとこもあって
戦いがいもないもんな
まだ退屈で ああ また窮屈な　
明日がやってくると
思い込んでた　だけど！
今　どうしようも無いような　ああ...

いっそひた隠しにするために
君の眼の中にできるだけ近づいて
その首に残った消えない痛みを
やさしい言葉でほぐしても　手遅れ
この景色はもう嫌いになるから
その声も忘れてしまうから
思い出さないのなら
思い出とはもう呼べないだから
できるだけ　酷い名前を
できるだけ　最低な名前を...

■歌詞
心配性の午後三時
双極性のラプソディア
人生末に兼ね備えた
この環状は夢か現か
幽霊船さんざめくハミング
生命線、今途絶えた
精々無駄に確かめなよ
この生命が嘘か真か
SOS　DESU　SOS...

存在の肯定
動しても想定
妄想の権化
見てよ何処までも馬鹿な
訳も飽和
黙っても騒動
大人になった悶え
諦めてしまえ
言葉にすれば薄く濁って
消えなかった嘘だけを知って...