主に歌詞を投稿させて頂いています。晋羅と申します。 主にツイッターに出没 http://twitter.com/#!/shinra1997 最初の方はボカロ指定あるかもしれませんが基本フリーです。 曲や絵などをつけて下さる方がいらっしゃれば大歓迎させて頂きますので、宜しくお願いします。
プロフィールを見る投稿作品81作品
もっと見る-
ある朝に昇る陽はとても暖かくて
恐ろしさも全て夢に置いていけるんだ
寒い夜も明けてしまえばもう
凍った心も金縛りも解けるだろう
掌に握った小さい花も憂いも
時を経る度少しずつ重たくなってく
傷跡がつく度震えているの
愛に似た何かが零れて沁みる
刃物で誰かを誤って傷つける様に
言葉は鋭利で簡単に人に突...朝ぼらけ
-
冷めた雨の中 温かいものだ
あなたが笑う声が響く
遠くで鳴っている小さな轟音が
時々君を震わせる
寒い帰路の途中 視線を落とし
私を見たあなたの横顔
何も見えなくて 何にも感じなくて
気付かないまま前だけを見て
微かに伸びたあなたの手が
立ち去る私の足を止める...声色
-
そら二人は目を塞ぐ
頭の中からぐらぐらり
もう視界の端から通り過ぎたのは
不安に怯んだ明日でした
もう暗がりが目に入る
神経がどろどろ流れ出す
すぐ空から落ちて貴方と出会って
夢から覚めて螺旋階段
忘れちゃったのだろうか僕の名前も
毛頭残す気などないかすれたボールペンの先も...畜生道
-
ノンフレットの指板の上で
音を奏でる馬鹿みたいだ
白痴に溺れて夢ばかり見て
何もしようとせず佇むだけ
寒くもないけど物寂しいのさ
春風が撫でた涙は遠く消えた
明日も見えず彷徨って
どこにいるべきかもわからずに
失くした物にしか気付けない
愚かな私だって愛せる事を...ノンフレット
-
さあ今日も始まった 新しい朝が明けた
どうでもいい出来事ばかり 羅列してるだけじゃないか
外へ出てみようか 太陽が見え隠れしてる
木漏れ日の隙間から差した 冷たい光の矛先に
すぐに消えてしまう小さい雲の様に君は
ぼろぼろの言葉を風に乗せて飛ばしたね
何でも無い様な運命に逆らいながら流されて
押し殺さ...慟哭の音
-
速い風傍を通り抜けた
吐き出した思いが零れ落ちた
汚れた足跡に滴り落ちていくんだ
僕の場所が消えたときは
誰かの場所が作られるかな
諦めた声で嘆いてただけ
意味も無い言葉唱え
子供だましの呪文のように
繰り返し繰り返し
同じところを回っている...万有引力
-
先の見えない時代の中
雁字搦めになっても生きている貴方の姿が
そこにあると言えるだけで
少しだけ力が湧いてくるような気がしたんだよ
桟橋越えたその先には
ぽつりと小さい鏡があり 来た道を見ると
荒れ果てるような枯れてるような
廃れた街だと気づいていた通り過ぎた後
足跡を消す余裕も無く 涙が頬を伝う
...薄い霧の中で
-
嵩張った雪重たそうに
道端に虚しく転がってる 白綿の様に
つるつる滑る駐車場で
僕と君二人雪固めて 無邪気に笑った
ありあわせの枯れ枝で
取り繕った手足と目は あまりに歪で
今にも壊れそうなほど脆く
融けた雫滴らせる 朝の光が射す
微かに聞こえる声の方へ
顔を向けたその時に...12/25
-
呆けた顔で覗いている 悲しくないのに泣いている ぽつり
涙が落ちて水たまりと 混ざって色を作り出すよ ぽつり
愛に飢えても愛を欲しても そんな手には何も乗っからないさ
悲しいくらい一人でいよう それしか僕には出来ないとわかっている
ああ、馬鹿みたいだなと気づいたよ
情けない声で咽び泣いた
絶望だなん...Idiot
-
霧雨降れる廃れた街を
見下す卒塔婆ゆらゆらり
烏が笑う丑三つ時すら
静けさなんてとっくにない
あなたが言った戯言数えて
僕は今も慄いて
くだらん事さ捨て台詞の様に
唾と共に吐き捨てた
足跡重ねはしゃぎ回ったり
子供の影が揺らいでく...博打と街灯
-
君が持てる光は
時に僕をも照らしてくれる
そうだ太陽と月の様に
綺麗な二人のままでいよう
冷たい鉄の様な手
握って砂漠を歩いた
溺れそうに君は喘いだ
重い音に潰されながら
きっと帰っては来ないだろう
染み付いた君の手の感触も...証
-
退屈だろう空ばかり見て
虚ろな目では何も見えずに
悲しいことばかり思い出す
重い雲がのしかかる
人の波が僕を消して
夢も未来も飲み込まれて
行く宛も失いそうで
交差点で立ち尽くした
"考えてばかりじゃ前に進めない"
君の言葉が繰り返し流れる...頭痛
-
一人きりで流した涙の数
笑顔に変わればいいのにな
些細な想いや心に惑わされて
夢を縁側から覗き込んだ
僕らの願いを届けましょう
星空高く昇って
君は笑う 「寒いね」とうずくまり
温かい掌で抱き寄せた
夜明けに染まる銀色の街の中
二人だけの秘密基地だ...雪の吐息
-
寂しくて吐き出した言葉 喉の奥で突き刺さる
虚しくて蹲ったまま 動けずに俯いているだけだ
届かずに腐った言葉 解けては崩れ落ちて
何も無い足元に落ちた 気づかれないままに
祈りを込めた些細な約束 小指に繋ぐ儚い糸を
藍色に咲いた小さな花を 心の奥にしまってくのさ
錆びついた想いが重なって昼も夜も寂れ...Lost City
-
涙が涸れ心は憂い煤けた街を涙が濡らす
重く雲が圧し掛かってくる夜を引き摺りだすように
忘れた言葉数えるばかり時計の針は音だけを立てて
火花散る電線に止まるカラスを見つめたままで
どうしようも無く溢れた言葉の運河だ
青空隠した意地悪な雲もどこかで今も泣いているんだろう
指差した未来は遠くへ消えて「まだ...エーテルは泣いた
-
曖昧な色に溶けていく 記憶の奥へと逃げていく
意味も分からずに吐いている 誰にも知られずに泣いている
愛の色をした静かな街で林檎の様に甘い匂いをした
君が浮いた宙に浮かんだそのままであればいいのだろう
さあたった二人で踊ろうか夜も昼も忘れたままに
鎖引き千切り泣き叫ぶ閑古鳥が立つ欄干も
見上げてごら...Calm Town