白澤

夢へ 青空へ 羽ばたくツバサ
飛んで行こう 世界の最果てへも
あとどれだけの壁壊せば
ゴールのない迷路 出られる？
ただ過ぎて行く日が怖いね
答えを背伸びして　空振り
誰もが正しいと 言い切る行き先なら 意味ない
地図は持たず 風に羽ばたけ
駆けて行く背中には 夢色ツバサ
ひたむきに 光映して...

人波途切れた雪の駅 寒さに立ち竦む
傘を分け合って歩くような 近い人は遠くへ
肩の雪のように 払えば
落ちて溶けたらいいのにね
凍りついた愛を 今も握り込む
雪の女王 まだ足りないよ
早く早く 埋めて
雪の女王 白く塗り潰して わたしごと
ひとつのボタンの掛け違い 直さずいたことが
他の何もかもず...

「夢とは何か」僕は問う
「現実のこと」君は言う
声は続いて 遥かまで
息つく暇の 刹那さえ
描いた 世界の地図
過去や未来　思い込み
混ぜ込んだ 夜の絵具
空惚けて 塗り重ねた願い
まだ見つけられないもの
君の生きるレイヤー...

泣き顔の零す 行かないでを
知りながら またねと手を振る
窓枠の先に見る冬の夜空
指差して教え込む「私は居る」
愛しさだって 変わらずには
いられないって わかってるけど
悲しさだって 変わらずには
いられないって 本当のこと
だからほら 見上げて
夜の果て 遠く遠く旅して...

アイマイ人生観　アイコン置き去りで
会いたい人もいない　そんな愛想もない世界
マイナス思考さえ　毎回不安定
枚挙に遑なく　石橋叩く毎日
頭と心がぶつかって足が迷子
どう歩けばいいの？　まだ決められずに
闇雲に夢を掲げ 自己嫌悪で幕おろす
進めない 戻れない my day
頑なに思い込んだ 自己評価に...

真っ白い花びらはとうに腐り落ちて
真っ黒に色づいた背徳の果実
葛藤も芳しいスパイスへ変えて
罪さえ飲み干せるような気がしたら
誘惑に眩み Fall in night
そんな貴方も嫌いじゃない
天使の顔に 蛇の口をして笑った
どうでしょう？ ひとつ、ご一緒に
とろける程に甘い果実
良いでしょう？ さあ...