紅葉酒

１Ａ
長い時間を共に過ごした
過ごしすぎたのかもしれない
君との時間はそれほどに
楽しかったのだ
１Ｂ
どうして時間には限りがあるの？
どうして君の時間は有限なの？
他人のせいにしては目を逸らした
僕は罪を償うべきなのだ...

（前奏中）
タッタラタラリラルーラッタ
タッタラタラリラルーラッタ
1A
僕の性格は死にました
余すことなく火葬され
残ったのは責任感
立派な『一個』になれました
1B
どう？どう？褒めてよ母さん...

1A
朝起きて ボーッとする10分
コーヒーを飲んで目を覚まして
身支度して 家に鍵かけて
今日も気乗りしない平日の１つ
1B
嫌になるほどの太陽浴びて
吐きたくなるほどの満員電車
昨日だって今日だって明日だって
ずっとずっとずっとずっとずっと...

1A
聞かないで言わないで
全部 全部 分かってるから
言葉にして示さないで
もう もう 聞き取れてるから
1B
耳障りな不協和音
胸の奥で楽譜に書いて
破って捨てるの
少しだけ楽になったフリをした...

1A
ほら、また僕の悪い癖だ
いい音だけ集める素人さん
飾りをつけても飾りだけさ
楽譜さえもらえずに
1B
同じ小節繰り返す
そうだね、本当に、へぇ、それで？
書き上げた単調の音符ばかりか
おやおや手が止まってる...

君のdark labyrinth.
1A
目に見えない事だらけ
試されているのか？
時間制限付きの
heart in the labyrinth.
光の無い空間
手探り状態の愛
仮面着けた心
いつになったら俺のもの？...

1A
誰から見たって僕は要らない物
誰も気にしないで僕を見つけないで
世界が崩れても最後になっても
僕はただ見てるだけで
『君の名前は？一緒に遊びましょう。』
「僕が見えるのかい。それは残念だね。」
「視界にいれるだけそれだけ不快だ。」
『そんな事気にしないわ。』
1B...

1A
お、お、おいでまっせ 憎き友よ
今日こそその口黙りゃんせっせ
か、か、軽口叩いてる暇あるんなら
そろそろ僕に勝ってはくれないか？
お、お、おいでまっせ 憎き友よ
今日こそその胸貫くぞっぞ
きょ、きょ、虚勢張ってる暇あるんなら
そろそろ俺に勝ってはくれないか？
1B...

流れ星
1A
輝いた星が映る
巨大な天球眺めてさ
指で星を紡いだよ
出来たのは昔の記憶
1B
突然、君の顔を思い出した
不思議だな、なんでだろ？
こぼれ落ちたひとしずく...

A
僕の心は真っ白け ひとつも色が入ってないの
綺麗でしょ？ なにもないでしょ？
あなたの心は鮮やかで まるで虹がかかってる
綺麗でしょ？ 僕と違うでしょ？
個性も無いから真っ白け たったのひとつもないんだよ
面白いでしょ？ 綺麗でしょ？
みんなの心は鮮やかで イ...

Aメロディ
さあ、この僕時計どうしようか
『拾うのに疲労が…』冗談置いといて
僕にはもういらない物だし
この足で踏んで壊してしまおうか
Bメロディ
ぐるぐる回りだした僕時間が
チクタク心に響かせる
ドキドキ君に出会ってしまったら
世界が一転したんだ...

A1
月明かりだけが　照らす会場で
始まるよ　小さな劇場
人が捨てた　森の奥のサーカス場で
衣装着てさ　準備ＯＫ？
B1
カウントダウンで　幕開けをするよ
５・４・３・２・１　Let's Go!
S1
動物だけが知る　真夜中のサーカスだ...