ちったる

「後は白い雪でも降れば
きっと完璧」と君は笑う
繋ぐ指先から伝う
君の温度にドキドキしてる
夜を照らす 綺麗な明かりを
二人で見上げ
街に溢れてるクリスマスソング
頭のなか 鳴り止まないメロディーを
口ずさむ 君と声を合わせながら
笑いあう 素敵なきよしこの夜に...

「愛とは何?」と問いかけて
「それは悪夢」と微笑む
知らない方が幸せと
虚ろな目が滲む
最終電車　ベルが鳴る
閉まるドアには御注意
思い出だけを乗せたまま
加速して離れる
何処に行けば良いの　地図は無くて
右か左かもう判らず目を閉じる...

寒い夜は　ひとりぽつり
星の数を　ただ数えて
掴めそうで　手を伸ばした
指の隙間　すり抜けて
誰も気づかないの
私はここに　立ち尽くして
「それでもいいよ」なんて
嘘を吐いて　笑いながら
あの暗い空を魚のように泳げたなら
私はきっと高く高く自由に...

題名　flowers(仮)
Aメロ
童歌を口ずさんでは
飛行機雲を指でなぞって
夕暮れの道を駆けていく
あの頃の僕達が遠い
Bメロ
「ねえねえ、綺麗なお花をあげようか」なんて
おどけて君が言うんだけど
髪に挿してくれた花は　僕には不似合いで...