碧梨

破れたカーテン　あなたの傷跡虚しくて
優しく噛み砕く　密味のアメ
狂った音に　　　幾つもの線が絡まって
背中に手をまわせば　蝶が飛び立つ
壊れてもなお　響かせ続けた
あなたが凪いだ夜までも
たたき続けた　細い指が
ピアノと共に崩れてく・・・
collapse piano 乱れた旋律
耳まで届かないあ...

ガラスの靴なんて別に欲しくもないわ
１２時になんてならないから
あんまり近づかないでよね？
こんなにも　こんなにも
ドキドキしちゃうでしょ！？　分かる！？
振りほどいても　キラキラ笑って
そんなにギュッとしてもうれしくないし・・・っ
突き飛ばしても　優しく見つめて
そんなに愛されたら恥ずかしいでしょ...

握った手　確かな絆はハート
白い吐息　君の横顔
「大好きだよ」
心の中でそっと呟く
君の笑った顔が　拗ねた顔が
キラキラ　私の宝物
ハートを込めたチョコレート
素直になりたい　勇気を振り絞って
君に伝えた　真っすぐな心
チョコレートリボン...

満月の中　月明かりに照らされて
ゆっくり笑った　男の笑顔
星は高く　いつに間にここまで来た？
分らなくなった　帰りの道しるべ
風が波を呼んで　足をひきずるたび
僕は　僕等は死へと進んでく
メリーゴーランドの白馬に跨って
ただ　楽しく歌って踊るだけ
嘲る少女は　古びた王冠をかぶり
アコーディオンの音が...

あなたの背中　じっと見つめてるだけ
何もできないけど
傍にいたいよ
悲しい顔しないで下さい
あなたの笑った顔が見たいのです
そこ深くまで　落ちたとしても
大丈夫　私がいるよ
　あきらめないで。
信じることを知らぬあなたに
いつか信じあえる日が　来ますように...

知らないほうが幸せなこと
知ってしまった今はもぅただの過去
知りたいと思う好奇心
仔犬みやいのにしっぽを振って
その先のの不幸さえ知らずに
愚かなのは私だけ？
世界が終ろうとしてる
あざやかな色が消えていく
灰色の雪に埋もれてくのは
思い出・・・...

心の中　降り積もる雪
暗い空の模様を写した
温かいぬくもりと確かな愛が私を包んで
一筋の涙が頬をつたう
こぼれた雫は　床に落ちて壊れて
「大丈夫」　そんな気がした
今なら私　変えられるよ
今を乗り越えて　未来を見るとして
あなたはずっと傍にいてくれますか？
とてつもなく　逢いたくなる衝動...

僕らは何も知らない
儚く、脆い世界をただ
・・・破壊する
いつも通り　笑って
大好きな人と大好きな歌を歌う
夕暮れ　夜が迫る
幾憶の電気(ともしび)
犠牲は幾つ？
当たり前なんてないのよ
壊れちゃうよ　消えかかる　世界は...

１　　　　　　　　　　　　　２
花を咲かせましょうか　　　　　　花を咲かせましょうか
今宵　桜舞い散る木の下で　　　　今宵　桜吹雪舞う木の下で
温かい手が方に触れては　　　　　泣きそうな瞳（め）に見つめられては
また、昨日を繰り返す　　　　　　また、昨日を繰り返す
人並み　あふれたこの町で　　　　人...

共鳴して揺れるのは　私の心なのでしょうか
とっくに失くしたはずのココロなのでしょうか
重なる鎖　鈍い音をたて
あの日の扉（ドア）へと導いてゆく
「おいで　おいで」と
もう　扉（ドア）はコワレテイルノヨ。
涙は灰色
世界は　ぼやけて　歪んで　濁って　汚れてゆく
こんな世界に　耳をふさいで　目を閉じて
...