投稿作品5作品
もっと見る-
月明かりの下で指きりして
つたない言葉で約束もして
もう一度、抱きしめてという我が儘にも笑って
私の事を「天使」みたいだと
いつも呟いていた貴方はもう
その言葉とオヤスミの代わりにサヨナラを告げた
「僕を愛したら、君は飛べない天使になるから・・・」と
理解って(わかって)いたんだ 優しさだと
でも貴...飛べない天使
-
A,雪を見て 君はいつも笑ってた
花みたいだねと呟いてた
一緒に居たいと思いながらも
知ってた永久に報われないと
B,合わす手の温度
言葉が伝えられない事が辛かった
S,優しく歌って僕が眠るまで
愛してとはもう言わない、だから...Snow*tears
-
暗く紅く世界は軋む眠る君はどこにいるのか
祈る聖女は遠く彼方
蝶となって羽は傷だらけ
ほら、叫びが聴こえる?
嘆き悼むその声が
ああ、嘲笑の鐘が
始まりを告げる
染まる鮮血
頬を拭うは
夢の中の少女...哀狂謳(エレジー)
-
木漏れ日
差し込んだ光は 僕らを照らし
輝かせてくれる
過去の記憶に
囚われ続ける
秘密を右手に宿し
歌い続ける
瞳に 映る
君の姿
色の無き 僕らの世界を...セクステット
-
紫の小花咲かせ、野へと誇る。
隣にどんなに大きな花が咲いても。
どんなに綺麗な花が咲いても。
僕であることは変わらない。
誰にも負けない、何かを持っている。
ひかえめに立つその姿を
大勢が知っていなくても、
特別な人が僕を知る。
1人でも僕を知っていれば
僕は存在する。...菫