水野なか

君に嫌われてしまったら僕は
生きている意味を失ってしまうんだ
僕の愛しているかわいい君は
どうして誰かをそんなにも見ているの
ああ　ロープを垂らし　炭を燃やして
水を浴び　刃物を研いでも　やりきれない僕の恋
絶体絶命　こんな街
名前も知らない他人が火を灯して
暗闇を探す僕は追い詰められていく
絶対絶...

指先を照らす　月明かりを標に
静寂(しじま)だけが在る　出口のない砂漠へ
物語捲る　頁には終わらない夢
古い記憶のように　色は褪せて　果敢無く
哀しみを空に溶いて　腕に過去を抱いても
虚しさに痺れるだけ
光あれ　孤独の世界を
どうか輝かせてくれ
瞬間　潰えた瞳で　悲愴を叫ぶ
癒されない傷　無情に流れ...

ああ未確認生命体　大気圏外から到来
ワッツアネームも通じない
こんな状態　ショータイム　モーマンタイ
気楽にいましょう　あくびをしましょう
地下帝国はドアに南京錠
さてと　帰ろう　愛しのマイホーム
ポケットに手を入れて　気がついた
ああ私　まだ帰れない
ねえヒーロー　たすけて
あなたがいなきゃEAR...

何一つ　道具なんて持ち寄る必要ないのさ
身体中　もう待ちきれないと騒ぎ始めてる
空高く　両手を掲げ大きく声上げたら
走り出す　心臓の鼓動は加速度増してく
誰もいないステージなんて味気がないでしょ？
私の声　世界中まで響かせるよ
LovelyにWink♥　CharmyにSing☆　HappyなMusi...

透き通る空に　キラリ　光る雫たち
傘を折りたためば　雨雲へ　Say Good-bye!
何度も見下ろす　水たまり　相変わらずレイニーデイ
いつでもどこか　晴れ間を探してる　君だってそうでしょ？
くるりくるりと回れば
頭に響く　雨粒のノックが鳴り止んでた　ときめき
透き通る空に　キラリ　光る雫たち
傘...

零れ落ちる　雫に目を腫らしては
いつかを映す　水面の瀬
風に揺れて　ほどける長い髪束
静かに濡れた　頬を切る
雪崩れてく記憶に現実を見失って
ふたり見つめた空が　輝く
月灯り飾る　夜にひしめく
繋いだ心を　噛み締めてたい
指先に触れる　熱におびえて
あの日のあなたを思い出せない...

泣きたい夜を見て　眠い朝に浸る
当然の日常　ひとりきり
寂しくはないけど　少し不安になる
狭い部屋に残る温もりは　私だけ
いつかは消えてしまうと　分かってたのに　誰の想いも
君と並べた器の色も　君の隣で笑う写真も
もう　忘れてしまいたいのに
頭の中の奥底の方で　同じ事ばかりが渦を巻いて
ふと思い出し...