神足雀

孤独の中
手を伸ばしてくれた
私はそれを払い除けて
優しさなんか要らない！
強がり叫ぶ
でも…でもね？
本当は本当は
嬉しかったんだ
終わりが見えない闇に
光が差し込んだ気がしたんだ...

キエタユメガイツマデモメノマエヲサマヨウ
キエナイカナシミキエナイコドク
ヒトリハイヤダヨヒトリハイヤダ
アリエナイユメヲミル
セカイニタッタヒトリノユメ
セツナノユメ
キエナイコドク
タチムカエナイヤミヘ
カタアシハモウ…
甘える事を覚えてしまった愚かな俺は...

僕の掌にはできかけの星がある
星の子供は色んな可能性を持って
緩な渦を巻いている
僕の回りに広がるつまらない世界は
何の輝きすら感じられなくて
面白くもない日々を
怠惰に過ごしていく
進まない進まない時間は
あっという間に進んでいく
僕の星はいつしか大きくなって...

言葉で人を救えるなんて、痴がましいこと思ってない
心が出す"助けて！"を聞けるほど人間ができてるわけじゃない
それでも身近な人ぐらいは、話し相手ぐらいにはなれるかな
悩んで悩んで闘って闘って…
傷付いて傷つけて…
誰にも気づかれず治っていく
そんなこと表にださずに…
いつしか心は固くなって
何も感じ...

世界のどこかで
人を謳っている人がいた
世界のどこかで
人を驕っている人がいた
世界のどこかで
人を演じている人がいた
青く青く染まっていく世界
僅かばかりの時間で悠久の時を蹂躙していくモノ
それは決して物理的なモノじゃなくて…精神的な…そう、想いが世界を染め上げる
想いが世界を壊してく…...