思い出色のグラス
グラスの映す色は
日暮れを僕に告げる
懐かしい面影を映し出す喫茶店
窓辺に寄りて微笑む
君の一枚の写真
悲しいばかりの想い出が写ってる
君と別れた時の
君の目に光っていた
小さな愛の宝石の粒
奪った時の流れが今も続く…
グラスの囁きは
心に優しく響く
僕の心の痛みを慰めている様に…
初めて君に出会った
時の夢は消えたが
新しい夢など…
今は 探せない
髪の毛の淡い栗色
想い出す度に僕は
夢の世界へ入る いつも
いつまでも いつまでも
遠く夢の中へ…
グラスの映す色は
暗い藍色になり
そろそろ此処を去れと
家路を促しだす…
こんな時は昔の
想い出の場所さえが
初めて訪れる別の世界の様だ
星の囁きだけが
今と昔を繋いで
僕の涙を誘う…
明日を夢見る事を僕に教えてくれる…
00:00 / 04:54
思い出色のグラス
再度聞き直すと、音が割れて耳障りな事に気が付いたので、投稿し直します。
高校時代は金が無くて、喫茶店なんか、滅多に入れませんでしたが、それでも2か月に一回ぐらいは入ったのかな?友人と入ってレモンスカッシュを頼むのが定番(と言える程行ってないけど…)で、その中で、一度、多少スモークの掛かったガラスを通して差し込む夕陽で輝くグラスを見る機会があり、その時、向かいに座っているのが女の子なら、もしかしたらいい感じなのかなあ… と思ったりしました。その帰り道に適当に鼻ずさんだ鼻歌を曲にしたのが、これです。鼻歌も捨てたもんじゃないよね!(そうでもないか… ) 付けたタグに「ポップ」とあるのは「羊頭狗肉」です。気にしない様に!
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