手を 繋いで歩く
いつもの道を
小さな幸せ

もう 家(うち)に着いちゃう
まだ此処に居たい
最後のわがまま

「また明日(あした)」と囁いて
口付けをくれた
「行かないで」呟くけど
もう届かなくて

静かに降り続く雪
何もかも白に染め
「さみしい」呟いても
虚空に消えてく

「わたしのこと好きなの」と
聞きたい でも聞けない
涙が溢れてくる
「あなたが好きなの」

*

手を 繋いだ記憶
まだ残ってる
温かい手だった

もう あなたはいない
わたしは独り
白い 空を見てた

「さよなら」を告げた瞳
涙で濡れてた
「逝かないで」呟くけど
もう届かなくて

静かに降り続く雪
何もかも白に染め
「さみしい」呟いても
声にはならない

「僕のことは忘れて」と
悲しいこと言うから
涙が枯れるまでは
知らないふりして泣いた

*

静かに降り積もる雪
何もかも白に染め
「会いたい」呟いても
叶える術(すべ)なく

「僕のことは忘れて」と
悲しいこと言うけど
涙が枯れてからも
「あなたが好きです 永久(とわ)に」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

恋雪

tarさんの切ない疾走曲(http://piapro.jp/content/q7gelizpeohayphx)が私の好みドンピシャすぎたので、我慢できずに歌詞を書いてみました。
個人的には書けただけで満足ですが、もし使って頂けたら夢のようです。

あまり感情表現をしない彼への想いを歌っています。
彼もしっかり彼女が大好きなんですが、病気で死んでしまいます。

1番で、日常と彼女の悩みを、
2番で、彼の死と彼女の嘆きを、
間奏で、泣いていた彼女に決意が生まれます
ラストで彼女の決意を、
書いてみました。

よろしくお願いします。

閲覧数:153

投稿日:2009/10/20 00:34:37

文字数:458文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました