不意にこぼした涙 いつの間にか嘘吐いてた
濡れた頬で微笑んで 惨めなピエロ

空耳の悪戯(いたずら)な嗤い声
カタルシスに任せて

喜劇を彩る儚い悲劇を 焼き付けたくて
本当の幸せが訪れる日まで

目の前にいるのは昔の私なの?
向こう側からせせら笑う影は
偽りで塗り固めた記憶の残像
私を守るために目を瞑った

言葉が人を傷付けるのならば
涙は人を慰めるのでしょう
美しさは儚さを育てて偽りは幻のまま

仮に世界が明日 終わるのなら嘘でもいい
熟れた頬で微笑んで 真面目な瞳

空夢の不慥かな喚き声
ホルミシスに委ねて

悲劇を象る幼い喜劇を やり遂げたくて
本当の報われが訪れる日まで

目の前にあるのは何時かの私なの?
向こう側から導かれる闇は
偽りで憂い(うい)鬱い(ふさい)だ孤独の感情
私を包むように身を隠した

言葉が人を責め立てるのならば
涙は人を包み込むのでしょう
美しさは切なさを育てて偽りは泡沫のまま

言葉が人を従えるのならば
涙は人を解き放つのでしょう
美しさは悲しさを育てて偽りは如何様のまま

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如何様ディストーション/Trickery Distortion

マジカルミライ2020応募歌詞です。

閲覧数:258

投稿日:2019/12/17 07:13:21

文字数:459文字

カテゴリ:歌詞

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