彷哮 Instrumental_BPM198(Master)
[彷哮/LEN_KAGAMINE UMIKUMA]
-START-
宵闇に潜む荒寥の街は
人狼で溢れ返っている
滾つ我が芥蔕
乖離する真意 凍てつく真偽
二律背反の行動原理
重圧の鈍器 叩かれた鉄杭
夢、徒徒し
澱みが覆う曇天の下で
屹度、清廉潔白の踊り子は
蒼空を翔んで 大気圏を駆けたい
そんな夢を地獄の底で咆える
それもその筈だ
碌で無しの道化師だったから
でも未だ気づかずに未曾有の感受性
背負ってる間に減衰し識った
此之先の何処にもないか
「十五夜の望月歌」
-INTERLUDE-
放曠の思想? 彷徨の渦中
茫洋の瀛海に沈んだ
不可逆な空明 不毛な延命
総て徒骨
電子の膂力が蔓延る下で
一層、佞悪醜穢の狼は
時空を裂いて 回帰点を抜けたい
そんな寐語を自戒の様に哮る
それもその筈か
誉れ無しの法螺吹きだったから
でも今気づいても未生の狂気性
背負っている間に逡巡し識った
其之先の隠処はないか
「上弦の偃月歌」
-BRASS & GUITAR SOLO-
勿体無くて目論んだ仕埒
勿体振って齎した悲劇
目下を照らす黄金の光が
輪を満たす時
物怪な相貌に酷く戸惑い竦み
侵蝕す 其れ即ち因果応報
それでも臨む 靉靆を晴らす
陰と陽を統べる為の咆哮
然れどその瑕疵を
碌で無しと詰られても噎ばない
でもだっては言わない 未練は残さない
悄気てる間に沈まぬ様、往こう
明之先で見える在処
「創世の朔月歌」
-END-
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