濡れた歩道橋の影 見下ろす伸びたのは誰
踏み歩く蓋の裏は どんなもの隠してるの
午前二時に吹き鳴らす 鐘は息を殺した蝉
照りつける陽なんて無いさ 薄暗いこの部屋じゃ

何にも見えないように 何にも聴こえないように
何にも言わないように 生きていくだけだ


ばいばい わたしのさよならを告げた明日はどこですか
ねぇねぇ あなたの愛だけはここにあるって思ったの
だけどね 真実は残酷に別れを告げさせるわ
ばいばい あなたの愛なんか欲しくもないのよ


湿った枕の匂いも 不自然に開く扉も
吹き荒れる窓の外なんて 知るはずもないわ
午前四時を過ぎる部屋 指には冷たい感情
降り積もる雪なんてないさ 光すらない場所には

何にも感じないように 何にも知らないように
何にも怖くないように 生きていくだけだ


ばいばい 目に見えた現実は遠く笑ってるわ
ねぇねぇ あなたにはいつだって誰かがいるものね
だけどね わたしにはあなたしか愛せなかったのよ
もういい あなたの愛なんて何の価値もないわ


ばいばい 目に見えた現実は本当は幻想で
ねぇねぇ あなたには見えてたの?水槽の先に
ばいばい わたしのさよならを告げた明日はどこですか
ばいばい ただ一人泳いでく 息を殺しながら

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  • 非営利目的に限ります
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熱帯魚

彼女は観賞用に生きているの。

閲覧数:173

投稿日:2013/09/20 21:01:39

文字数:572文字

カテゴリ:歌詞

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