Lethargy


あの日描いてた未来は
木端微塵になった
ここから先進む道を書けと持たされたペン

いつまで続くのか
気付けば上の空
明日はどこにある？
「わかるもんか。」

目を閉じて鼓動を数える
生きてる意味　探す気も無くて
それでもまだ僕はここにいるから
ちょっと放っておいて

歪むギター　滲んだコード譜
いつかの歌　指でなぞっても
僕の胸に開いた穴は消えずに
そこを風が吹いた

いっそ何もかも終われば…
そんな自分が一番嫌いで
何度も何度も夢見た
破片を拾っている


明日の次もその先も
一つずつ破り捨て
流れてくだけの季節に
海月みたいに浮かぶ

『明けない夜は無い』
暮れない朝も無い
何かを探すには
疲れ過ぎた

何一つ身にならないまま
朝と夜を食い潰す日々に
嫌気が差す心は傷だらけで
膿んで弱っていく

戻らない過去しか見れない
きっとこれは末期症状さ
そんな僕に特効薬もないな
今　鏡の前で

向き合う自分　明日は
君の為に巡って来るはず
涙を零すその目を
早く拭ってくれよ

目を閉じて鼓動を数える
生きてる意味　探す気も無くて
だけどもまだ今もここにいること
それを忘れないで

悲しくて前すら見れずに
耳を塞ぎうずくまる僕も
明日なんてきっと来ないだなんて
そりゃ　言いたくないよ

こんな世界だというのに
こんな僕はまだ希望を探す
いつか見たあの未来を
諦められずにいる


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あのひえがいてたみらいは
こっぱみじんになった
ここからさきすすむみちをかけともたされたぺん

いつまでつづくのか
きづけばうわのそら
あしたはどこにある？
「わかるもんか。」

めをとじてこどうをかぞえる
いきてるいみ　さがすきもなくて
それでもまだぼくはここにいるから
ちょっとほうっておいて

ひずむぎたー　にじんだこーどふ
いつかのうた　ゆびでなぞっても
ぼくのむねにあいたあなはきえずに
そこをかぜがふいた

いっそなにもかもおわれば…
そんなじぶんがいちばんきらいで
なんどもなんどもゆめみた
はへんをひろっている


あしたのつぎもそのさきも
ひとつずつやぶりすて
ながれてくだけのきせつに
くらげみたいにうかぶ

『あけないよるはない』
くれないあさもない
なにかをさがすには
つかれすぎた

なにひとつみにならないまま
あさとよるをくいつぶすひびに
いやけがさすこころはきずだらけで
うんでよわっていく

もどらないかこしかみれない
きっとこれはまっきしょうじょうさ
そんなぼくにとっこうやくもないな
いま　かがみのまえで

むきあうじぶん　あしたは
きみのためにめぐってくるはず
なみだをこぼすそのめを
はやくぬぐってくれよ

めをとじてこどうをかぞえる
いきてるいみ　さがすきもなくて
だけどもまだいまもここにいること
それをわすれないで

かなしくてまえすらみれずに
みみをふさぎうずくまるぼくも
あしたなんてきっとこないだなんて
そりゃ　いいたくないよ

こんなせかいだというのに
こんなぼくはまだきぼうをさがす
いつかみたあのみらいを
あきらめられずにいる