さあさあ始まった くだらないいつもが
朝食と身支度を済ませ
早朝の列車に乗り込む影
彼は何を思うのだろうか

橙の弱まった あの空に溜息
曲がりなりも真っ直ぐに通せ
うんまぁでもそこまで悪くもないかな
ほら歪にも「VALIDITY」

そうやってこうやって 生きてきた
鮮やかに褪せた過去もただ
どうやってどうなって 生きてくか
なんて知っているはずだ

そうさ「HUMAN VALIDITY」
Right now 絞られた選択が
脈打つように
正常を受け容れるための覚悟
そんな期待外れな生涯も
愛して欲しいよ


整合則ち正当 さながら礼法
素知らぬ体をしている
人ながらの錯誤
どうだその建前は それは虚勢か
はたまた性か だとして
人たるものしょうがないだろ

まぁまぁ気に病まないで よくあることだよ
そして今日も一日が終わる
月夜の列車に揺られた言葉
僕は何を望む？

そうやってこうやって
もう 何度目だろう
型にはめたような世界で
どうにかこうにか 生きてきたはずさ
憎くしぶとくな 嗚呼

Oh yes it’s「HUMAN HEREDITY」
We know how stupid we are
それでも惜しい
正常に異常を受けた命を
ずっと抱え込んでただ生きていこう
まだ見ぬ明日を


そうやってなんだかんだ 生きてきた
だからずっとこの先も 嗚呼

それが「HUMAN VALIDITY」
That’s me 型破りで変哲もなく
正常に成り損なったような末路
こんな選ばれたその運命も
有るがままに
愛して欲しいよ