ありったけの綺麗な言葉を掻き集めて
誰かが愛した明日に理由をつけたよ
でもどれにも意味なんかないんだって
そう言ったのは君なんだ
ちっぽけな気持ちは行くあてもなく
揺れ動いて僕の中に帰ってきたんだ
おかえりって小さく呟いた部屋の隅
滲んでく夕陽が僕を照らしていた
変わらないように 離れないように
隔てないように 傷口に蓋をして
歩き出せば消えていくつもりで その足にしがみつく昨日を
置いていかないでって どこにもいかないでって まるで僕のようで
歩き出して消えた言葉の中には 何の意味もないんだから
置いていくことだって どこに行くことだって 痛みは感じないさ
先に見えるのはきっと君だろう
背中に手を伸ばして その手が触れるまで
消えないでって 行かないでって
僕はここから叫んだんだ
君がすり減らした傷口に塗った
誰かがそれを愛と言った
僕はそれを見つめるしかできないんだね
もうここから進まなきゃ
歩き出せば消えていくつもりで 君へのこの気持ちだってそうさ
置いていかないでって どこにもいかないでって そこから動けなくて
歩き出して消えた言葉の中には 何の意味もないんだから
置いていくことだって どこに行くことだって 痛みは感じないはずだった
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想