いつかのそら
いつかのそらを 思い出してみたら
忘れてた 君の事 また会えると信じてた
未来と希望なんて いつからか信じなくなって
持て余す両手を 背中に隠してたけど
街灯の人の中で 君を見た気がした
あの頃 僕ら 擦れ違って 同じそらを見ていたのに
弛みきった日々を過ごして 夏が通り過ぎてった
今さら どんな言葉を 君に 届ければ良いんだろう?
人違いだと 思い過ごして いつかのそらを 想うよ
いつかの日差しと 鳴り止まない鼓動は
いつの間に 消え失せて 今じゃ もう感じないけれど
期待と光なんて いつまで経っても来なくて
日が暮れて 夜になって また 人混みに 紛れてる
街の中 不意に聴こえた 君が 呼んでいた
「久し振りね」と手を振って 駆け寄る君に見とれてしまった
相変わらずの その癖を 見つけて 嬉しくなって
君の髪が 揺れる度に あの夏に 戻った気がした
僕の視線は 宙を舞って 夏の終わりを想った
あの時と 同じ交差点 同じ そらの下
あの頃 僕ら 擦れ違って 同じそらを 見ていたのに
弛みきった日々を 過ごして 夏が通り過ぎてった…けれど
君の言葉が 手を振って 「さよなら」を 告げてしまう前に
迷わず僕は 手を伸ばして 今 君と僕を繋ごう
いつかのそらも いつかの夏も
通り過ぎていった時だって
君を繋いで 音を奏でてる
そのすべてが 今を つくってる
いつかのそら も ・・・
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