雨降り 胸の奥
隣には誰もいない
傘をなくした帰り道
気付いていたんだ
君のその肩が ずっと濡れてたことも
ただ 甘えてた
いま離れたなら こんな心は
冷たくなってしまうから
雨降り 胸の奥
君がいたその隣に
濁る水たまりを
蹴りとばして
雨ふれ、
もう空も笑うほど 泣いてしまえ
夕暮れに隠して言うの
「さよなら。」
来るはずないと思っていたかった
嫌な予感が 気付けば
目の前にあって
迷う君の腕を ぎゅっと掴んで
逃げられたら良かったな
雨降り 胸の奥
隣にもう君はいない
重く濡れた想いは
どこへ行こう
雨ふれ 指先を
透明に流れていく
落ちたあとは何も残らない
「さよなら。」
いつか晴れたなら、その日に
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