千里の彼方、星々と
白銀の世界、無音の中
一滴(ひとしずく)だけ零れた涙
明日か明後日か待ち続けても
郵便受けは空っぽのまま
君に手伸ばして、声嗄らして
叫んだ言葉も雪に融けた
君の言った“次”に願いを掛け
潜む不安を騙し続けた
遙か千里、でも夢の中では
幻想で良いの、ねぇ 幸せを
満天の世界、孤独の中
嫌味のように輝く星は
宇宙(そら)の果てから私を眺め
ひとつの愛を哀れむのだろう
それでも信じていたくって
微かな期待 流れ、墜ちていく
“約束だ”って、置き去りの指輪
サヨナラの期限(リミット)はいつまで?
遙か千里、交わらない世界
瞬きごとに希望は崩れていく
白い吐息 足を絡め取られ
霞んでく視界 永久に届かない
貴方の言葉で私を殺して
千里の彼方、知らない場所で
そんな私を蔑むのでしょう?
宵闇の中、流れる星は
きっと私の恋の亡骸
いつまでも君を、愛してた
千里の彼方、星々と
冬をテーマに書きました。
失恋ソングです
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