ユージアルスーサイズ
弱音ハクさんをイメージしてダウナーな曲を作ってみました♪
<歌詞>
If you only knew the power of the dark side
小学校の授業で出されるお決まりの課題「将来の夢」
リアリズムに浸食された子供たちに何を言わせる気だ。
煽るだけ煽った不安と大人ごっこで成り立った
いわくつきの社会。常に某かに監視される圧迫感。
外に出れば安全な危険と危険な安全がせめぎあってる。
うんざりする外面だけの会話。
空っぽの共通言語を調べ上げ
無機質な声帯から繰り出す。
私は、さながらロボット。
他人のミスや揚げ足をとって優越感にひたり、
陰口のたたける同類を呼ぶ。
同調圧力、
共同幻想、
泥臭いマッチポンプ。
暗黙がK(空気)に従えと指し図する。
差別が安定を生むんだ。
ほらまた不幸自慢がはじまった。
笑って聞き流す。
この現実、あと何回繰り返せば気がすむんだ。
私が子どもの頃書いた「将来の夢」は歌手だった。
今はカラオケにいっても好きなマイナー曲より
メジャー曲を歌って場の盛り上がりに合わせる始末。
私は私を殺し続ける。
他人を気にして、財布を気にして、明日を気にして、
適当なところで切り上げる。
廻りに合わせようと立ち回った道化。
気がつけば、孤独感は増すばかり。
帰りの道すがらおしこんできた嫌悪をアスファルトにぶちまけて
電灯で濁った夜空を見上げた。
あと5分も歩けば自分の住処に逃げ込める。
雑然とガラクタが転がった部屋。
床にはコンビニの袋、くだらない雑誌、
脱ぎ捨てられたケチのべったりこびりついたシャツ。
ニュースをつければ
政治がヤバイとか環境がヤバイと騒いでる。
これだけ物が密集していて驚く程不可欠なものがない。
だから今は歌うんだ。誰も知らない私だけの歌。
夜の路上に独り、観客はいない。
今、誰が何を言おうと私は歌手だ。
あの時書いた将来の夢は本物だったと信じて、
こんなイカレた日常は
私の歌声でぶっとばしてやる。
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