『アバズレの女』

あたいはアバズレの女
まるで薄汚れたダンボール
疲れきった体では 誰も守れやしない
街の外れで萎びて溶けて行くだけ

夜毎街を彷徨い 相手を探す
疲れたら椅子にもたれて
酒で唇を潤す

酔いどれの記憶 遠くなる
優しかったのは あなただけ


あたいはアバズレの女
まるで色の出ないサインペン
霞んだ心では 夢も描けやしない
人混みに紛れて消えて行くだけ

毎度季節は移ろい 装いを変える
愛の無い男が楽
酒で涙を誤魔化す

酔いどれの記憶 忘れない
優しかったのは あなただけ

いつ滅んでも良い
あなたにもう一度会えたなら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

アバズレの女

昭和歌謡を意識してみたよ。

閲覧数:99

投稿日:2020/03/22 08:18:28

文字数:273文字

カテゴリ:歌詞

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