片腕の探偵(レン) 少女(リン)
ひとつめのナゾ
何故彼がひとりの部屋で毒入りのワインを飲まなければいけなかったのか?
(彼はあの時死ぬべき宿命と決まっていたのだから)
少女は静かに話を聞いている
その少女を前に探偵は話を続けた
「君は答えを知っている。だって君の前で全てが起こったのだから。
君が答えを言わずとも、僕が教えてあげよう。あの事件の終わりを」
ふたつめのナゾ
彼らが海へ落ちたわけ 本当に彼らの中に犯人はいたのか?
(たった一つだけ狂った計画 事件に巻き込まれたもう一人の探偵)
少女はポケットの中に忍ばせたナイフを握る
探偵はまだ気づかず話を続けている
【探偵は少女の手から最後の手段を事も無げに叩き落す】
「さあ犯人はだあれ?ほら君の目の前にいる!さあ言ってごらん、この僕の名前を!」
「本当は君には知られたくなかった。せめてもの情けだ、逃げるならいまだ・・・」
(答えがひとつとは限らない。それを確認する術ももうすぐなくなる
さあ早くしないと僕の手で君を殺めてしまうよ。もう時間がない)
「君は答えを知っている、だって君の目の前で全て起こったのだから。
さあ犯人はだあれ?ほら君の目の前にいる!さあ言ってごらん、この僕の名前を!」
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想