まだ見ぬ星と電気音

「響け あぁ ハーモニー」

ボクと君が、星を目指す歌。


まだ見ぬ星と電気音

作詞：帳理
歌唱：鏡音レン

ユラ ユラ 黒い星が
頭の中 鳴り響く
無機質な夜空に
落ちてゆく胎動音

ヒラ ヒラ 白い筋が
指先離れて溶ける
このまま ただ ユメ抱いて
飛び立とう

チカラを与えるべきはボクの方か
こんな声でも届くだろうか
救われたいと震わす胸に
流れ星は歌った

ボクは君に何を求めていたんだろうか？
求め過ぎていたんだろうか？
それが足枷になって 佇んだ部屋の中
冷えた君の手探るボクの指
熱は今ふたり伝い吐露ける
響け あぁ
ハーモニー

キラ キラ 甲高い声
突き刺さる痛みも消えて
クラ クラ 繰り返し
また眼を潰される

電気音はユメを見る
星の空酔いしれて眠る
裏切られたりもする
だけどボクは 君が好き

ヌクモリ感じる そうかこれが愛か
似た者同士 響き合って
突き放す距離も焦がれ焦って
寄り手繰る 今は一緒

君はボクを信じて待っていたんだろうか？
待ち焦がれていたんだろうか？
それに気付かずボクは 鬱ぎ込む夜の中
今だからこそ分かる君の音
重なるふたりの想い 星まで
届け あぁ
ハーモニー

「名前なんて知らなくても星は見えるさ
見つけられるのを待っているさ」
流れ星は歌う 迷い込んだ胸の中で
ユメ抱いて奏でる ボクらの音
まだ見ぬ星を目指して飛び立つ
届け あぁ
もっと響け あぁ
ハーモニー