
かくいう僕も嗄れた蟲の音みたいなもンで
見れもしない理想を描いては、壊し壊すばかりで
そういう君は巧みな瞳で僕を誘うクセに
縫い止められたそのクチで何を求めるつもり?ねえ?
剥がれた感情
虚ろに手繰り寄せ
沈めて染まればいい
望むまま、僕の望むまま
君が言う程の奇跡なんて信じちゃいない
取ろうとしたその手を、振り払って棄ててしまえ
あゝ足元は崩れ
あゝ抜け出せない
あゝ溺れてゆく
あゝ…
これは誰?誰?ダレ?誰の感情論戯?
錆びれて折れた鍵みたいなもンで、現在も未来も
過去に見た夢に縋って縋るだけの生活だ
新しい鍵は使えない
それは違う入口だろう?
ほら見ろ、行くアテなんか何処にもない
君のせいだね
千切れた感情
このまま失えばいい
簡単なことだろ?
望むまま、君の望むまま
塞がれた光の中で創られたコラージュ
きっとこれは僕の描いた歪な理想か
あゝ分からないまま
あゝ辿る先に
あゝ君がいた
あゝ君がいた君が君が君が君が
君が言う程の愛情なんて意味などない
されど求めてしまう無い物強請りの終焉
あゝ紡いだ言葉
あゝ残された杞憂
あゝ見失った
あゝ…
これは誰?誰?ダレ?誰の感情論戯
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