![ジャケット](/r/images/card/600/koharu_rikka.png?20241011)
汚れた靴も 色褪せたシャツも
何もかも 生き続けてきた足跡
生まれたままで きれいなままで
在り続けられるなら 悔やむことはもうないのに
可能性であふれてたはずの
まっさらなキャンバスも いまじゃ
色を重ねすぎて 完成のイメージが つかめないまま
鮮やかな羽の色のトリコになって
叶わないユメを歌うよ 今日も
届かない 高い場所に 光はあって
うららかな 春の空をにらんだ
あきれるほどに 可哀想ぶりで
頬を伝う涙さえ ぬるく感じた
捨てられずにいる あまえたユメは
口の中で あまいアメみたいに 溶かして消せたらいいのに
思い出す 街の景色は今もずっと
かけがえのない 重さであり続けて
憧れた最初の色は 君にとって
ただひとつだけの 褪せない衝動だから
透明な青に染まる空に いつか
小さな翼でも 飛んでみせるよ
鮮やかな羽の色のトリコになって
いつまでも ユメを歌うよ
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