もう白くもなくなった こんな冬の日だってね
街中を塗りたくった いくつの幸せ模様
きらきら 痛いくらい眩しく光るのは。
サンタさんのフリをして おもちゃ選ぶ二人と
その先でお化粧した ネコの飛び出す絵本
ちかちか 眩むくらい眩しく光るのは。
暖炉に明かりも灯せないひとりぼっち
目一杯 騒ぐも気が乗らない寒い部屋
なにかが どれくらい そんなに違うんだろう?
マフラーでも編めば変われるのかな
赤い毛糸買いに行く 枯れ枝の大通りを
飾り立てるツクリモノ 瞬きを着飾ってる
ざわざわ 溢れだした笑顔に、浮いちゃうや。
迎える誰かも見つからないひとりぼっち
焦がしても あんまり悲しくない 一人分ケーキ
なにかが どれくらい こんなに違うんだろう?
部屋のなか飾れば変われるのかな
丸いままの毛糸玉 失敗のケーキと
スノードームの街に とめどなく降る幸せたち
手袋を編み出す 変わらないひとりぼっち
焼き時間を見直す 甘く香る台所
なにかを どれくらい 今度までに変えられるかな
まだ会えないあなたを思えば、なんて。
どうかな。
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