出逢いなんて本当はあやふやだったりする
気づけばそこにいたような、だけど僕が選んだような
歩きなれた草っぱらボロボロのボールがほら
少し元気じゃなくなった君の前に存在してる

壊されたオモチャ使えなくなった毛布も
星の数程あるけれど全て僕の一番星


共に生きていくと言う意味が
分かり合えないとしても
見つめるその先に互いの瞳がある
言葉なんて分からない、考え方も違うけれど
君といたい君と生きたい
分かってるから また今日も
笑顔になるんだ


ボクがまだ小さく君もまだ小さかった頃
家族と言うより友達で、友達より仲間だったね

散歩の距離が短くなるにつれて
その事実を受け止められずに悲しくなった朝


だけどそこで瞳に映ったのは 昔みたいな君だった
はしゃいで疲れてるなんら変わりのない君
僕が大人になってゆくその長い過程さえも
見守って見続けてくれてたのは
誰よりも君だけだった


二度と戻れない思い出に
いつか戸惑ってしまっても
失う事はないと強く胸に思うだろう
空っぽの青春にこぼれたこの光は
恥じらいのない輝きだと
刻まれてゆく 1ページは
もう溢れるくらいに


手と手を取り合い笑顔になる為、歩いて
足と脚を結んで僕らの歩幅合わせて
帰り道夕凪のもと、君は僕に抱えられ
あと僅かな時間を笑顔耐える事ない日々へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

思い出を忘れない為の歌

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投稿日:2013/11/15 07:00:09

文字数:565文字

カテゴリ:その他

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