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ネスト
BPM 200
広げた伝波の寿命から人の価値がわかる風だ
海に呑まれる雨粒は 雲になっては泣いて
さようならでまた生まれたよ 成る可く楽にいきたいね
杓子定規だ 落ちていくよ 低い方に向かって
折れ切った鏡に花を差すのは滅茶苦茶だろ
白線の痕が滲む
ずっと一人だったように 今日も一人なんだ
僕は君じゃないし 君も僕じゃないだろうね
ちょっと寂しいな なんてささくれくらいの傷になったなら
それも気のせいだね
広げた伝波は自明にも 明暮 打ち消し合っている
目に見える頃にはもう本質なんて死んでいて
入れ物だけを心でなぞって 人を保っている
飛散した意識の数だけ 弱くなっていくんだ
錆び付いた樋に朝陽が差すのは皮肉だろう
夏土用の風が揺る
ずっと一人だったように 明日も一人なんだ
きっと変わることもない そうできているんだ
ちょっと寂しいな なんてささくれくらいの傷になったなら
幾らか増しだろう
大人は子供には戻れないのはなんで?
毎日小さく死んでいく
大切なものはもういらない
太陽もいつか沈んだままになって
僕ら落ちるまでの過程で生きているんだ
ちょっと幸福なそんな雨も排水溝目指している
こんなこと考えても意味ないね
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