見えないふりしたって
何も変わりゃしない
君はパロマで僕はピエロだ
胸のポッケに刺さった
君の真っ赤なナイフ
離したなら
失くしてしまいそう

擦り切れた記憶に積もる雪も
La…あの月に溶かして欲しいのに

繰り返し繰り返し
聞いた歌声も
君の笑顔も
なんでかななんでかな
思い出せないや
息が止まりそうだよ

猫背に丸くなって
白いコートを羽織る
パンタローネにゃなれないらしい
ボロ布手に握って
コロンビーナを想う
コメディアンが
僕にはお似合いだ

頬を射す眩しい朝の光
Ah…今日もまた誰かを照らしてる

灯しては消えていく
光だとすれば
それでも良くて
胸を裂く痛みだけ
此処に植えたなら
何処まで届くだろう


いくつかの夏が来て
やがて見失う
ものだとしても

その指の温もりを
今も覚えてる
それだけで良い

何時までも何時までも
枯れる事の無い
花が此処に在るから

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

FLOWER

http://piapro.jp/t/u1e9 ディノさんの楽曲に応募作

【タイトル】
あ、某音ゲーに最近嵌ってる影響です。仮題なので可変です。

【全体像】
女々しくて女々しくて辛い歌と、流行って切ないよねっていうのをドッキングチャンス。世界観としてはコンメディア・デッラルテという即興演劇をモチーフにしています。パンタローネは狡賢い金持ち。コロンビーナは紅一点のヒロイン。名前は出てないですが、主人公であるプルチネッラは芸能を役割とした道化師ですね。

元のバージョンに詳しい解説がありますので興味がありましたら。

閲覧数:276

投稿日:2014/03/13 17:05:48

文字数:391文字

カテゴリ:歌詞

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