迫る夕陽に
靴を飛ばした
隣歩くキミは
微笑みながら

『明日も晴れだね』って
嬉しそうに言ったね

滴る雨雫
睨んで傘開いた
隣歩くキミは
寂しい顔して

『昨日はごめんね』って
小さく謝った


道の真ん中２人で
黙ったまま進んでく
斑に染まった道の
モノクロな２人

真っ赤なランプの下
信号待つ２人
傘叩く雨音が
キミの声掻き消す

不意に抱きしめられて
キミの胸に飛び込んだ
守ってくれたんだね
ずぶ濡れのキミが笑った


雨の日が嫌な天気だなんて
ずっと思ってたけど
たまにはいいかななんて
抱かれながら思った

『相変わらずとろいね』なんて
キミは笑って言うけれど
ずぶ濡れの背中が
かっこよくて何も言えないんだ

雨の日だけど
今日は特別なhappy　rainy　day




駆けてくるキミに
捕まらないようにと
全力で走って
逃げてみたけど

『捕まえた』って言って
後ろから抱きつくキミ

照れくさくって
振り払うのに
なかなか離してくれない
いじわるなキミ

『離さないよ』なんて言葉に
暴れる音聞かれたくないの


振り払って
ちょっと膨れてみる
慌てて謝るキミ
なんだか可愛いな

どうしよっかなって
キミを焦らすの
泣きそうなキミ
やっぱり可愛いな

不意に抱きついて
キミの胸に飛び込んだ
ばくばく暴れるキミの音
やっぱりキミもそうなんだね


激しく暴れる高鳴りを
キミの高鳴りと重ねるの
はにかむキミの顔に
なぜか安心するの

後ろに回した手に
ちょっと力込めた
もうちょっとだけ
今だけでいいから

恥ずかしいけど
今日はhappy　sunny　day



自分の部屋で
机に向かっても
どうしてかな
キミが消えないの

止まらない今日のリピート
止まらないタイムリミット
明日はもうすぐそこなのに
どんな顔してキミに会えばいいの




滴る雨雫はいつのリピート？
空を睨んで傘を開く
寂しい顔はいつのリピート？
『ごめんね』って謝るキミ

今日はいつのリピート？
ちょっと膨れてみるけれど
慌てるキミはいつのリピート？
やっぱりちょっと可愛いな

雨の日が嫌な天気だなんて
ずっと思ってたけど
たまにはいいかななんて
キミを見ながら思ったの

雨の日だけど
今日は特別なhappy rainy day
雨の日だからこそ
今日は特別なhappy rainy day