目醒めれば始まる昨日の続きには
誠実さひとつ、何処にもないから
表面を滑って

おちる。

呼吸を忘れてた意識が
冷たい夜の空気に溶けていくように
優しく、たしかに。

睡っている間は何処に居たんだろう。
不確かな現実と瞳も眩むような
湿った朝の光の雨、
硬く乾涸びた場所に
ゆるやかに沁み込むように
それは確実に、景色を色付け、

           (柔らかな風が、こころまで、揺らす。)

真白の上に新しい絵画
描かれていくようにそっと、

融けだす。

滲む。

混ざる。

穏やかに頭上で歪む雲に抱かれても、
明日は不確かなこの躯さえ
強く包み込む。

それだけ、たしかで。




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めざめれば はじまる
きのうのつ づきには
せいじつさひとつ
どこにもないから
ひょうめんをすべって おちる

いきを わすれてた
いしきがつめたい よるのくうきに
とけて いくように
やさしく たしかに

ねむっている あいだは
どこにいた んだろう
ふたしかないま と
めもくらむような
しめったあさのひかり のあめ

かたくひからびた
ところにゆるやかに しみこむように
それは かくじつに
けしきを いろづけ

やわらかな かぜが
こころまで ゆらす

はくしの うえに あたら しい え

えがかれて いくようにそっと
とけだすにじむ まざる
おだやかに
ずじょうで ゆがむ

くもに だかれても
あすはふたしかな このからださえ
つよく つつみこむ
それだけ たしかで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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たしかなこと

優しい世界
そこには確かに、君がいる。


==おっくすさん。こんなん出来ました==


08AUG2012/ちょっと変更

閲覧数:405

投稿日:2012/08/08 00:46:12

文字数:677文字

カテゴリ:歌詞

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