恋なんてしないと
思ってたの。

ましてや漫画の中の
主人公みたいな
出会い方をするなんて
思わなかったわ

降り注ぐ雨の中、
帰れずに困っている
私を見つけてくれた

「2本あるから」
と言って強引に
私に傘を差し出す
どう見たってもう一つ
の傘は見当たらないのに

あまのじゃくな
私は小さな声で
「ありがとう」としか
言えなかった
誰かに優しくされたこと
なんて久しぶりだから
心がびっくりしたの


また貴方に会うなんて
有り得ないと思ったの。

再び貴方を見た瞬間
何かを感じた。

この前のお礼がしたくて
作ったクッキー

綺麗にラッピング
できなくて
ただの箱に詰めただけ

ドキドキ高鳴る胸を
押さえ、勇気を持って
貴方に話しかける
「なんで私なんかに貸したの?」

ほんとはね
「この前はありがとう」
って笑顔で言いたかった

でもね上手く言えないの
言葉はもう喉の辺り
まで来ているのに
恥ずかしくて
言えないの


ほんとはね
貴方のこと好きだって
言いたいの



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ほんとはね




もじもじちゃんな
ツンデレな女の子の
気持ちをイメージ。

全然ツンデレじゃないw

優しくされることに
なれてない女の子です



閲覧数:53

投稿日:2010/03/30 10:58:37

文字数:449文字

カテゴリ:歌詞

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