手を伸ばしたって届かない距離でいい。
傍になんて居なくていい。
僕は知ってるんだ。
近付いたって一つになれない事を。

知ろうとしなくていい。
考えてくれなくてもいい。
僕は知ってるんだ。
教えたって違う答えになる事を。

怖いだけ? そうかもね。
辛いだけ。 幸せでしょ?
飛び交う赤い糸が視界を染めて
僕は嘘吐き、小指隠して、逃げ惑う。

二色混ぜあっても意味なんてない。
停滞した幸せなんて今はいい。
僕はまだ知らないんだ。
新しい色の使い方。

知ろうとしなくていい。
考えてくれなくてもいい。
僕はまだ知りたくないんだ。
新しい色のその名前。

怖いだけ? そうかもね。
辛いだけ。 要らないの?
飛び交う赤い糸が視界を染めて
僕は毒吐き、小指無くして、泣きわめく。

知らないままでいて欲しい。
知ろうと足掻かなくていい。

アルゴリズムは指し示したはずだ。

手の届かない距離でいい。
傍になんて居なくていい。
蛹は独りで飛び立つものさ。

悲しいのはここにある心だけ。
流れてるのは赤を流そうとする雫だけ。
痛いのは小指無くした手のひらだけ。

後悔は僕の胸にだけ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

後悔は僕の胸にだけ。

臆病でも、弱いわけじゃない。
後悔を認める強さを持ってるんだ。

小説家になろう からの転載です。

閲覧数:116

投稿日:2013/06/26 18:04:34

文字数:493文字

カテゴリ:歌詞

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