小さな扉を木の枝で開く
「探しものは何?」
「探しものはないよ」

足元の花の蜜は枯れ果てた
くしゃりと潰してひとひら ひとひらと

誰も知らない閉じた森の中
冷たい風が首を絞めるんだ

つき そら あい もり
生まれて崩れて
ここ、どこ?なぜ、いま
生まれて死んでく?

誰も知らない歪(いびつ)な両手が
灰にまみれて眠りに呑まれる
初めて知った赤いこの色が
焼き尽くしてく 白銀の森を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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白銀の森でさようなら【歌詞応募】

狭い狭いこの森には何もないから
人が一人入るにはちょうどいいのかもしれない

***

Ristさんの歌詞募集に応募させていただきました。
http://piapro.jp/t/kp7Y

不思議でちょっぴり怖い雰囲気を目指してみました。
怖くないけどw

私は一体何回書けば気が済むのか。
またもテーマは「現実逃避」です。

「白銀の森」というのは別に雪が降ってるわけじゃなくて真っ白なスケッチブックに鉛筆で描かれているんです。

結末については・・・ご想像にお任せします。

閲覧数:225

投稿日:2012/06/09 19:49:15

文字数:194文字

カテゴリ:歌詞

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