秋空辿る週末に
夏の迷子がまだいたの
服も一から選び直し
それでも口許緩んでて

今日の予報は外れだね
雨だとふて腐れた君が
嬉しそうに笑う
横顔みたくて

暗がり読めない
繋がり求めに
さまよう君の目
高鳴る心へ
声すら届かぬこの身一つ
君にはある日の景色でしょうか

努めなくとも刻は来て
くたびれる間もないくらい
浮いては消えて 遠く近く
立ち入り許可の 夢の世界

迎えに行こう 今ここで
まだ見ぬ調(しらべ)と共に ほら
数多の感情を
包み込むために

リアルな幻想
わずかな空想
夢現(ゆめうつつ)な声
呼び返す側へ
終わり間近というのなら
いっそ今すぐ終わらせて


結局 雨降り
儚く 別れに
酔いしれたままで
笑って明日へ
消え去る時間も忘れぬように
夢現の出会い願いと射して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

また いつかどこかで、と

韻とか文字数とか、少しこだわってみました。
まだ暑かった秋の日に、感じた事。

閲覧数:65

投稿日:2017/01/09 17:33:52

文字数:348文字

カテゴリ:その他

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