右手に花束 左手から零れ落ちる愛と
無機質の雨と錆びた鉄の臭い
また同じ夢を見る
いつか灰になろうとも
例えこの身を焼き尽くしても
その手を離してはいけない
何も解ってくれなくてもいいよ
ただ私が私でいられる為に
無くした物を求め埋め合わせるように
穴を空けては注ぎ込んでいく
繰り返される不条理に
いつかは消える炎でも
ただ一つだけ灯火が激しく煌めく
二度と戻れない命でも
受け入れ生きていくしかない
継ぎ接ぎの感情でもいいよ
ただ私を忘れない為に
海より深く抱き締めて
空よりももっとどこまでも
高らかに咲き誇る花になる
本当は大事な物なんて
自分以外何も要らない
今この身を焼き尽くしても
その手を離してはいけない
何も解ってくれなくてもいいよ
ただ私が私を好きと言えるように
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2019/07/02 10:37:02