こんな道はどこにもあるのに
出会ったころの君の横顔が消えない
そんなに寂しくもないはずなのに
涙が止まらない
あの白い街に少し戻って
君と彼と彼女たちと過ごした日々へ
ピアノ奏でて
もう一度思い出して
歩き出すのはそれからでもいいかい?
手と手繋いだ街はもう白い壁だけ
ただ懐かしい香りだけ
今は目と目それぞれ見つめる
お互いの明日へ
交わることなく前を見て
陽が差し込む先へ
夜は流れてく
白い雲乗せ
君の目に映る景色と
僕の頭にこびりついてる認識と
同じようで何かずれはじめて
いつか何も見えなくなって
人はそう誰も一人なんだって
あの人が言ってたあの日が懐かしすぎて
木枯らし浴びて
涙が出る前にそう
歩き出せるようにそっとキスをして
あの日々ずっと歩いてきた白い街はもう
これからそっと変わりゆく
この先どれならずっと守れるか探してゆくから
それぞれが見る美しい明日を描こう
あの時
手と手繋いだ街はもう白い壁だけ
はしゃぐ声に染められて
今は目と目それぞれ見つめるお互いの明日を
描いたらいつか見せ合おう
あの白い街で
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