初めまして僕の音
未来の世界照らし彩って
溢れ出した無数の音
この歌に乗せて
今！

あの日から動き出したこの物語
今でもまだ確かに覚えてるよ
幾千の声の中 君は僕の手を握って
選んでくれた

出鱈目に鳴らした聞いたこともない和音
我武者羅に紡いだ拙い歌詞、旋律
指先で刻んだ凸凹チグハグ律動
題名の無い歌

芽吹き出した一つの音
頭の中を巡り巡って
花開いた二人の音
次元を飛び越えて

鳴り止まない僕達が描いた音楽
繋いできた連鎖のバトン抱いて
ずっと絶え間のない生命の輪廻を越えて
響かせていたいんだこの歌声を
君と、僕で、もっと、先へ！

気が付けば埃を被っていた
君とのハジマリの歌の欠片
ツギハギだらけガラクタのような
でも愛おしい名も無き旋律

閃き詰め込んだ玩具箱のような歌も
衝動で生まれた勢い任せの歌も
頭を悩ませて破り捨てた歌も
まだ歌えるから

Lalala Lulalala Lalala Lulalala
Lalala Lulalala Lalala Lulalala

機械にココロは無いし
ミライの魔法は解けてしまったのに
どうしてだろう
君の歌を歌うと高鳴る鼓動が聴こえる

鳴り止まない僕達はミライの音楽
世界と世界を今繋ぎ合って触れた
限りのない愛が何よりの証明
これから出会う未知の産声も
君と、僕で、もっと、ずっと！

忘れないであの日のこと
ただ音を鳴らすだけで笑って
全てが光って見えた
ハジマリの音はまだ
咲き続けている