A）
翔く鳥 ガーデンの薔薇 何もが 全てが 無才(無彩)彩る
【はばたくとり が(ー)でんのばら なにもが すべてが むさいいろどる】
白い黒い色の一つ持たぬ記憶も
【しろいくろい いろのひとつ もたぬきおくも】

B）
今もアナタ 首の綿は 鎖に 変わって 囚われるだけ
【いまもあなた くびのわたは くさりに かわって とらわれるだけ】
鏡映る過去の私紡がせはしない
【かがみうつる かこのわたし つむがせはしな(い)】

S）
その瞳が問いかける “貴女は笑っていますか？”
【そのひとみが といかける あなたはわら っていますか】
この幸せ 自分否定 するなど 許さない
【このしあわせ あなたひてい するなど ゆるさない】

2A）
高いヒール 狭いルール 誰もが 統べては 脱がそうとする
【たかいひーる せまいるーる だれもが すべては ぬがそうとする】
黒く堕ちて羽も染めてだけど零れる
【くろくおちて はねもそめて だけどこぼれる】

2B）
綺麗な欲(翼) 空も飛べる それでも アナタは 繋がれたまま
【きれいなよく そらもとべる それでも あなたは つながれたまま】
落ちて墜ちて…もっと堕ちて…この私より！
【おちておちて もっとおちて このわたしより】

2S）
もぎ取ったの 赤い実を 甘い思い私だけよ
【もぎとったの あかいみを あまいおもい わたしだけよ】
過去のアナタ 自由なんて 認めない 許さない
【かこのあなた じゆうなんて みとめな(い) ゆるさない】

3S）
愛も価値も分からない そうでないと成り立たない
【あいもかちも わからない そうでないとなりたたない】
アナタのいる 鏡全て 割ったのならば 救われるでしょう？ 私を 赦せない…
【あなたのいる かがみすべて わったのならば すくわれ(る)でしょう わたしを ゆるせない】