いつもの帰り道で告げられた幼馴染からの告白に動揺した
「彼女出来た」おめでとうって素直に言うのが照れ臭くて
ちょっとふざけて言ってみると照れ笑いするキミは、
私が思ってたより、ほんの少し大人みたいで寂しかった

隣にいない日々が過ぎ去っていくのに慣れてきたころ
ひょんなことから持ちかけられる一つの相談に驚愕
上手くいってない、なんて言われてもどうしようもない
そんなこと言える訳がないけど、キミに涙が見えたから

サビ
「泣かないでよ。メソメソしてんのは似合わないよ」って
いつものムードで茶化して肩組むけど
触れ合う肌の温もりで気づいてよ
私の本当の気持ち 認めたく無かったけど
キミが好き

そうして気付いたのはキミが悲しそうな顔でもう一度来たとき
「ねえ、私じゃだめ?」そう言い掛けて思いとどまったのは
自然にその言葉が出てきてしまったことに自分で驚いたから
さあ、ここから私の苦痛の日々が始まったのです。なんて、

立ち直ったキミに付き合って色々な所で遊んでみたの
隣で歩いてる、心音が聞こえる、不意に見えた横顔
ねえ、幼馴染同士は恋愛(こい)出来ないのですか
この先も私はこの人への恋を抱えて生きるのですか

「気付いてよ。ジクジク痛むわたしのココロに」って
叫ぶことが出来たなら良かったけど
声を殺して泣くことにするよ
私の三度目の恋心 認めたく無かったけど
こんなに好き

ねえ、どうか。気付いてくださいと嘆いて泣いて
ねえ、どうか。気付かないでくださいと声を殺して
ああ、どうか。―そう思っていたのに、不意打ち。
キミからの告白を受けるなんて予想外すぎたのよ

隣にいるだけで掬われると思っていたの
まさかキミから愛を告げられるなんて
幼馴染は一転、恋人へと変化しました
道は違えたと思っていたのにまた一つ

繋げない手を一つにしてぬくもりを分かち合って
悪戯みたいに赤い毛糸を小指に結んでみせて
バカみたいだなって笑ってる未来だから言うわ
実はね、あのとき、こんな風に思っていたのよ?

「泣かないでよ。メソメソしてんのは似合わないよ」って
いつものムードで茶化して肩組むけど
触れ合う肌の温もりで気づいてよ
私の本当の気持ち 認めたく無かったけど
キミが好き

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

腐縁(くされえにし)の恋

お題で書いてみたシリーズ。

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投稿日:2011/09/04 10:31:23

文字数:941文字

カテゴリ:歌詞

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