闇宵の片隅 わたしは今も一人きり
あなたの手が わたしの手が
見えなくなるのも
本当は知ってたの 決まっていたの昔から
わたしの声 腕 右目も融けるよう
わたしがいなくなっても 世界が変わる事なんてない
そんなのわかってる それでいい
でももしあなたが持つ あなたの世界が壊れたなら
少しでもいいから 思いだして
ごめんね最後 までこのことを
話す勇気がなかったの
だからわたしを恨んでいて
さよならなんて 言えるわけない
だって記憶も消えるから
好きという この気持ちも
漆黒の真ん中 あなたと今は二人きり
あなたの声 色 吐息も
感じられなくなる
それでも寂しくは なることがない
なんでだろう?
見えないけど 傍にあるの
温もりが
痛くはないのだけど 息が出来なくて苦しいのは
大切な何かが 消えるから
わたしの躯が 否(いや)、あなたの躯が朽ちる時に
わたしの魂も 沈むから
始めて逢った 時と似ている
気持ちなんだと気づいてる
だから無性に泣きたくなる
もしこの気持ち 認めたならば
戻れないこと 知っている
どうせなら 棄てようか
今を生きるあなたと 見えるはずない過去のわたしが
出逢ったことそれは 必然ね
「愛する人が出来て その人に愛された時には この呪いはとけて…」
…さようなら
ごめんね最後 までこのことを
話す勇気がなかったの
だからわたしを恨んでいて
さよならなんて 言えるわけない
だって記憶も消えるから
好きという この気持ちも
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