今夜は星を見に行こう
明朝は草木に水をやりに行こう
日にありがとうを伝えて
木の葉が積もって山となって
いつかは土に戻っていく
今日は生憎の晴天で
おひ様におはようの挨拶を
繰り返し繰り返ししては
花弁を毟る
目を瞑るくらいの月灯かり
願いごともいつかは叶うって
人間だれしも一生
八十何数年じゃないから
悔いの残らぬように
今を生きよう
不安が募ってお腹が痛い
烏の鳴き声に耳を塞ぐ
今日は絶好の雨天で泣いてる
雨上がり 光芒を登って
降りて登っては
木々を燃やす
むさぐるしいベッドの部屋で
僕は独りで詞を書いて
人間だれしも幸せで
死ねるわけじゃないから
先のことは後回し
今を生きよう
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