コンクリートに突き刺さったコウモリ傘は
日の光に照らされながら悪態をついている
何かの液体が残ったペットボトルは
自分は他と違うと自慢げになっている

太った茶色い無愛想な野良猫は
水の入ったペットボトルを遠巻きに睨む
長く使われてない小さな空き地は
蛍光色の雑草たちで賑わっていた

海水パンツをはいた子供が
公園の水辺ではしゃいでいる
少女は作り笑いをして
友達を探して外に繰り出した

白い光が降りそそぐおとぎ話の世界で
少女は両手を少し広げてみんなの声を聞く
少し暑いくらいの光の中で
みんなの息吹を宝石箱に仕舞うよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

真昼の少女

リンちゃんの活躍は嬉しいものです。

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投稿日:2010/03/24 22:00:33

文字数:262文字

カテゴリ:歌詞

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