愛しさに触れたくて　星に願うけど
行方知らずの世界に　闇が迫る

濡れた髪を　指で梳かして
鏡に映る　寂しさ

着飾るけど　溜め息ついて
失う痛み　感じる

これはワタシ？　ただの強がり？
それは偽り…　気付いて…

気怠い目に　涙を浮かべ
あなたを思い出す今


あの日に戻れたなら　悲しみは消える
過去に縋る度　全て壊れて


愛しさに触れたくて　星に願うけど
行方知らずの世界に　闇が迫るの
切なくて逢いたくて　君を追いかけて
天に昇る光には　無限の愛


傷ついても　振り返らずに
少し踏み出す　苦しさ

腕に抱いた　あなたの薔薇は
記憶とともに散りゆく


全てを犠牲にして　現実に迷う
もう一度でいい　時を戻して


あの空にはばたいて　心解き放つ
黒く霞む世界にも　安らぎはある
恋しくて抱きしめて　夢を追いかけて
時空を越えて旅立つ　願い届け


夜空には幾千の　想いを託して
手を翳すと現れた　未来の欠片


優しさに触れたくて　星に願うから
遠ざかる声の側に　歩み続ける
愛しくて愛しくて　君を追いかけて
天に昇る光には　無限の愛