ジャケット

どうせ夜が来るんだって
見えない誰かに
君が言った

昨日とは違いそうって
言えないまま
とりあえず声を出して

温度の消えたココアが揺れるのが
口下手の雄弁さだ
いつからか静かになった
振り向かない君の

目を塞いで
花を挿して通してあげましょう
傷んだ水を流せるように
もう大丈夫
明日は悲しい話はなしってことにしよ
今日は良い歌を聴こう

私がいくつ
分けてもらっても
多分ひとつも
軽くならないから

傘を差していれてあげましょう
冷たい水を浮かべるように
やっぱ大丈夫って
言えなくてもいいよ
今日は隣で歌おう 

どこかで聞いた言葉を
言葉だけのやさしさを
優しくあった思い出を
でも思い出だけじゃ寂しいから    


どうせ夜が来るんだって
それまでに準備しておこう

灯りをつけて照らしてあげましょう
流れた水が輝くように
だから大丈夫
今は悲しい話ばかり流行り聞こえるけど
だから良い歌を聴こうよ
 
言葉をあげましょう
優しくかわかんないけど  
一緒に良い歌にしよう

花を飾りたくて
同じ傘に入りたくて
つまり一緒にいたくて
ずっと歌っていこう

とりあえず吐いた言葉は
言葉になっていなくて
なくなっていく思い出を
寂しくないように歌っていこう

00:00 / 03:19

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

アンタレクション

閲覧数:106

投稿日:2025/02/04 23:33:15

長さ:03:19

ファイルサイズ:7.6MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

クリップボードにコピーしました