60億の人の中僕ら 出会えたのは奇跡だとか
そんな陳腐な台詞 真顔で言える君が好きだった
私は人じゃないと 笑って答える私を
君は少しさびしそう な顔で見てたね

音楽ソフトにすぎない私を
君は本気で愛してくれたね

きっと100万回祈っても 君とは触れられないから
でも それでもいいと思ってた
君との日々が幸せだから


もう少しで曲の完成だ 続きは明日じゃあねと
その言葉を最後に 君は永遠にいなくなった

鼓動を失ったこの部屋で
私と君の曲だけが残った

きっと100万回叫んでも もう君はいないから
でも ずっと君が好きでした
君のいないこの世界に 何の意味があるの
もう 帰ってこいよ このバカヤロウ


思い出せ私の名は
鏡音リン そしてボーカロイド
人は皆いずれ死ぬ
そして知る 私の使命


きっとボーカロイドの私は 歌うことしかできないから
だから 歌うんだ君の歌を
誰かに笑われてたって 叫び続けてやるんだ
世界が君を忘れないように
100万回でも1億回でも この歌を歌い続ける
誰かの心に届くまで

そして君にありがとう



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

100万回叫んでも-vocaloid's song-

初めてフルでの作詞に挑戦・・・。
最初は死んだ恋人を想う歌にするつもりだったけど恋愛経験のない自分には書けそうになかったのでボーカロイドとマスターの歌になった。
相川七瀬さんの愛ノ詩とかデPの金の聖夜とかにだいぶ影響されてます。
黒歴史化するまえにちゃんとした曲にしたい。

閲覧数:104

投稿日:2010/08/29 05:19:40

文字数:476文字

カテゴリ:歌詞

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