晴れのち影絵
40作目です。この季節に合うよう書いてみました。
日常に振り回されても、自分を見失わないで…そんな思いを込めて。
木漏れ日の優しさにぽつり照らされ ここに居る
気取らずに美しく 切り取られてた影絵たち
擦り切れた部分も 影に隠されて
色セロハン きらきら揺らいでた
こんなにも晴れた空の下 嫌いにならずに探しに行きたい
飛行機雲ふと見つける 子供のように
少しだけ二人きり 音楽室の片隅で
今はもう ちぐはぐな飾りも取れた思い出に
とげだらけの街で少し疲れてた
ココロだけ からから痩せてゆく
掴めないものばかりじゃない
つなぎ合わせたら叶うこともある
強がりだと分かっている でも信じたい
雨続き 透けて見えるのは 首をもたげた蕾
対岸の列車が過ぎ行く 日々の営みを止めることもなく
つぎはぎでもためらわない 私は生きる
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